夏場のスニーカーのニオイは、汗そのものではなく、汗と皮脂を栄養にして増えた雑菌が原因です。つまり「汚れを落とす」より前に、「湿ったまま放置しない」ほうが効きます。ここでは、丸洗いする前にできることと、洗うべきタイミングの見分け方を整理します。
用意するもの
- 予備の中敷き(インソール)1〜2組
- 除菌タイプの靴用スプレー
- 新聞紙、または乾燥剤・シューキーパー
- 中性洗剤(丸洗いする場合)
- 使い古しの歯ブラシ、またはやわらかい靴ブラシ
毎日やる、たった3つのこと
- 脱いだらすぐ靴箱に入れず、風通しのよい場所で一晩置く。玄関のたたきに出しておくだけでも違います。
- 中敷きを外して別々に乾かす。ニオイの多くは中敷きに溜まっているため、ここを外すだけで乾き方が変わります。
- 同じ靴を2日続けて履かない。中まで乾くには丸一日以上かかるので、2足を交互に回すのが最も確実です。
それでも取れないときの手順
- 中敷きを取り出し、中敷きだけを中性洗剤でもみ洗いして完全に乾かす。中敷きの交換で解決することも多いです。
- 靴の内側を、固く絞った布で拭く。濡らしすぎないのがコツです。
- 完全に乾いた状態で、除菌タイプのスプレーを内側に噴霧し、また乾かす。
- それでも戻る場合は本体を丸洗いします。素材が布・キャンバスなら中性洗剤でぬるま湯洗い、すすぎ残しがないよう注意します。
やりがちなNGと注意点
直射日光での乾燥は避けてください。素材の変色や接着剤の劣化につながります。乾燥機やドライヤーの熱風も、ソールの反りや剥がれの原因になるため使わないでください。レザーやスエードの靴は丸洗いに向きません。水を入れるとシミ・硬化・型崩れが起きやすいので、内側を拭く程度にとどめ、判断がつかない場合は専門店に相談してください。消臭のために漂白剤を使うのも、素材を傷めるので避けたほうが無難です。
まとめ
ニオイ対策は、洗う技術よりも「乾かす習慣」が効きます。中敷きを外す、一晩風に当てる、2足を回す。この3つを続けたうえで、それでも残るときに洗う。順番を逆にすると、洗ってもすぐ戻ってしまいます。まずは中敷きの交換から試してみてください。
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