お気に入りのスニーカーを久しぶりに出したら、真っ白だったはずのソールがうっすら黄色く変色していた、という経験は少なくない。クリアソールやミッドソールは、履かずに保管していても時間とともに黄ばむことがある。今回はソール黄ばみの主な原因と、自宅でできる基本的なケア方法を紹介する。
ソールが黄ばむ主な原因
ソールに使われるゴムやウレタン、EVA素材には、劣化を防ぐための酸化防止剤が配合されている。この酸化防止剤が経年で変化し、空気中の成分と反応することで黄色く着色することがある。酸化防止剤・BHTが添加された袋にスニーカーを入れっぱなしにしていると、経年により袋からBHTが遊離することがあるという指摘もある。また、ソールはゴムでできていることが多く、ゴムが紫外線に当たることで酸化してしまい、黄色く変色してしまうことも原因のひとつとされる。汚れの付着だけでなく、素材そのものの変質が関わっている点が特徴だ。
用意するもの
- 酸素系漂白剤
- 使い古しの歯ブラシ
- ラップまたはキッチンペーパー
- ゴム手袋
- 日陰干しできるスペース
ソール黄ばみのケア手順
- 中性洗剤で表面のホコリと汚れを落とす
- 酸素系漂白剤を歯ブラシでソール全体に塗布する
- ラップを密着させ乾燥を防ぐ
- 日陰で数時間から半日ほど置く
- ぬるま湯で漂白剤を十分にすすぐ
- 風通しの良い日陰でしっかり乾かす
漂白剤を塗った直後に直射日光へ長時間さらすと、素材が硬化し劣化を早める恐れがある。日陰でじっくり反応させることがポイントだ。
やってしまいがちなNG行動
- 塩素系漂白剤を使用する
- すすぎが不十分なまま乾燥させる
- 濡れたままの状態で密閉保管する
- ドライヤーの熱風で急速に乾かす
まとめ
ソールの黄ばみは経年劣化による自然な現象であり、完全に防ぐことは難しい。ただし、保管環境を見直し、定期的に軽くケアをするだけでも変色の進行を緩やかにできる。お気に入りの一足を長く綺麗な状態で楽しむために、無理のない範囲でメンテナンスを取り入れてみてほしい。
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