本革素材のスニーカーは、履くほどに味わいが増す反面、乾燥やひび割れが起きやすい素材です。合成皮革と違い、定期的な油分補給を怠ると表面が硬化し、シワの部分から亀裂が入ることがあります。今回は本革スニーカーの保革ケアについて、基本の手順を紹介します。
なぜ保革ケアが欠かせないのか
本革は使ううちに油分が抜けていく性質を持っています。油分が不足すると柔軟性が落ち、屈曲部分にダメージが蓄積しやすくなります。放置すると色あせやひび割れにつながるため、定期的なケアが必要です。
用意するもの
- 馬毛ブラシ:ホコリ落とし用
- レザー用クリーナー:汚れ除去用
- 保革クリーム:油分・水分補給用
- 柔らかい布:拭き取り・仕上げ用
- シューキーパー:型崩れ防止用
基本の手入れ手順
- 靴紐とインソールを外す
- 馬毛ブラシで全体のホコリを払う
- クリーナーを布に取り汚れを拭き取る
- 革が完全に乾くまで自然乾燥させる
- 保革クリームを薄く均一に塗り込む
- 乾いた布で余分なクリームを拭き取る
- シューキーパーを入れて保管する
クリームは一度に厚く塗るよりも、薄く重ねる方が革に馴染みやすいとされています。シワが気になる部分は特に丁寧に塗り込むとよいでしょう。
やりがちなNG例
- 濡れたまま放置:カビや型崩れの原因
- クリーム未乾燥で着用:ベタつきの原因
- 直射日光での乾燥:色あせ・硬化の原因
- クリーナー未使用でクリーム塗布:汚れ定着
特に直射日光での急速乾燥は、革の収縮を招きやすいため注意が必要です。風通しの良い日陰でゆっくり乾かすことが基本とされています。
まとめ
本革スニーカーは手間がかかる分、丁寧にケアすれば長く付き合える素材です。月に一度を目安に、ブラッシングと保革クリームでのお手入れを習慣にしてみてください。日々の小さなケアの積み重ねが、革本来の風合いを保つことにつながります。
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