雨ジミが白く残った、汗の塩フキが浮いてきた、なんとなく臭いが気になる——そんな革靴、あきらめて下駄箱に眠らせていませんか?実は革靴は専用石鹸で「丸洗い」できます。この記事では、M.MOWBRAY(エム・モゥブレィ)のサドルソープを使った正しい洗い方を、公式の手順に沿って解説します。
革靴の丸洗いが必要になるサイン
次のどれか一つでも当てはまったら、丸洗いのタイミングです。
- 雨ジミ:雨に濡れた跡が輪ジミになって残っている
- 塩フキ:足の汗の塩分が革の内部から浮き出て、白い粉状に見える
- 型崩れ・臭い:長年の着用で革が疲れている
表面を拭くだけのケアでは、革の内部に入り込んだ塩分や汚れまでは落とせません。サドルソープは泡が革の内部まで浸透し、汚れと塩分を洗い流してくれます。しかも皮革の柔軟性を保つ成分を含んでいるため、普通の石鹸と違って乾いた後もしっとりソフトに仕上がるのが特長です。
使う前に必ず確認:洗える革・洗えない革
⚠ サドルソープが使えるのはスムースレザー(一般的な表革)のみ。スエード・ヌバックなどの起毛皮革、エナメル、爬虫類皮革には使用できません。また、色落ちやシミになる特殊な革もあるため、初めて使う靴では目立たない部分でテストしてから全体に使いましょう。
サドルソープを使った革靴の洗い方【5ステップ】
STEP1:表面の汚れを落とす
ブラシやクロスで靴全体のホコリ・汚れを落とします。ステインリムーバーがあれば、古いクリームも先に拭き取っておくと泡の浸透が良くなります。靴ひもは外しておきましょう。
STEP2:靴全体を水で濡らす
スポンジに水を含ませ、靴の表面全体をまんべんなく湿らせます。「革を水で濡らす」ことに抵抗があるかもしれませんが、丸洗いではここが大事な下準備です。
STEP3:泡立てて洗う
軽く水を含んだスポンジにサドルソープをよく取り、キメの細かい泡を作ります。小さな円を描くように、泡で靴全体をやさしく洗いましょう。汚れが気になる部分はブラシを使うとより念入りに洗えます。
STEP4:泡を拭き取る
洗い終えたら、スポンジやタオルで泡をきれいに拭い取ります。すすぎ流す必要はありません。
STEP5:陰干しして乾燥
形を整えて、風通しのよい場所で陰干しします。シューキーパーを入れて乾かすと、シワが伸びて型崩れの修正まででき一石二鳥です。直射日光やドライヤーは革を傷めるのでNG。じっくり自然乾燥させましょう。
仕上げ:乾いたら栄養補給を忘れずに
完全に乾いたら、デリケートクリームなどの保革クリームで栄養と潤いを補給して仕上げます。洗いっぱなしは革が乾燥しやすいので、このひと手間が革靴を長持ちさせるコツです。
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まとめ
革靴の丸洗いは「濡らす→泡で洗う→拭う→陰干し→クリームで仕上げ」の5ステップ。雨ジミや塩フキで見た目が悪くなった靴も、サドルソープで洗えば見違えるほどリフレッシュできます。梅雨明けや衣替えの時期など、シーズンの節目にぜひ試してみてください。

