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厚底なのに軽い。HOKA(ホカ)はランナーの間で広まったブランドですが、いまは通勤や旅行、休日の街歩きで履く人が一気に増えました。一方で、モデル名が多く「ボンダイとクリフトンは何が違うのか」「普段履きならどれか」が分かりにくいのも事実です。
この記事では、HOKAの人気モデルを用途別の4系統に整理し、税込価格つきの早見表と、街履き目線の選び方をまとめました。新作の発売情報記事は、公開され次第このページの一覧に追加していきます。
HOKAとは
HOKAは2009年にフランスで生まれたシューズブランドです。当初は下り坂を楽に走るための「分厚いのに軽いソール」で注目を集め、その後ロード、トレイル、ハイキング、リカバリーへとラインを広げました。
多くのモデルに共通するのが、つま先側が反り上がった「メタロッカー」と呼ばれる形状です。足を前に転がすように運べるため、長時間歩いても疲れにくいと感じる人が多く、これが街履きで支持される大きな理由になっています。
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HOKAの種類:用途別に4系統
HOKAのモデルは、大きく次の4系統に分けると整理しやすくなります。
| 系統 | 主なモデル | ひとことで言うと |
|---|---|---|
| デイリー・ロード | ボンダイ、クリフトン、アラヒ | 毎日履ける万能型。街履きの中心 |
| スピード・レース | マッハ、クリフトンPRO | 軽さと反発感を重視。スポーティに履きたい人向け |
| トレイル・ハイク | スピードゴート、マファテ、トランスポート | 凹凸の深いソールで雨の日や旅行にも強い |
| リカバリー・ライフスタイル | オラ、クリフトンUTL、ボンダイSR | 走らない前提の普段履き。脱ぎ履きのしやすさや素材感が特徴 |
ランニング専門店の解説は「どれが速く走れるか」が中心になりがちですが、普段履きで選ぶなら「クッションの量」「重さ」「見た目のボリューム」「雨への強さ」の4点で比べるのが近道です。
人気モデル早見表
価格はHOKA公式サイト(日本)の税込表記です(2026年9月28日確認)。「街履き向き度」はsnkrpress編集部の目安です。
| モデル | 系統 | 特徴 | 税込価格 | 街履き向き度 |
|---|---|---|---|---|
| ボンダイ9(BONDI 9) | デイリー・ロード | HOKAで最もクッションが厚い定番。立ち仕事や長時間歩行に | 24,200円 | ◎ |
| クリフトン11(CLIFTON 11) | デイリー・ロード | 軽さとクッションのバランス型。初めての1足に選ばれやすい | 19,800円 | ◎ |
| クリフトンUTL(CLIFTON UTL) | ライフスタイル | クリフトンを街仕様にしたモデル。起毛・PUのディテールで大人っぽい | 24,200円 | ◎ |
| ボンダイSR(BONDI SR) | ライフスタイル | フルグレインレザーのアッパー。仕事履きにも合わせやすい | 27,500円 | ◎ |
| マファテ5(MAFATE 5) | トレイル | 厚いクッションのトレイルモデル。ボリュームのある見た目 | 27,500円 | ○ |
| スピードゴート7(SPEEDGOAT 7) | トレイル | HOKAのトレイル定番。グリップの強いソール | 23,100円(GTXは26,400円) | ○ |
| トランスポート2(TRANSPORT 2) | ハイク | 通勤・旅行を想定した街寄りのハイキングシューズ | 22,000円(GTXは28,600円) | ◎ |
| アラヒ9(ARAHI 9) | デイリー・ロード | 足の内側への倒れ込みを抑える安定型 | 19,800円 | ○ |
| マッハ7(MACH 7) | スピード | 軽く反発感のあるテンポ系。細身ですっきり見える | 17,600円 | ○ |
| オラ(ORA) | リカバリー | 運動後の足を休めるためのサンダル・スリッポン系 | リカバリースライド3:9,900円/オラ プリモ:18,700円 | ○(近所履き) |
※価格は同モデルの標準仕様(メンズ・レギュラー幅など)の表記です。カラーやコラボモデルでは異なる場合があります。最新の価格と在庫はHOKA公式サイトで確認してください。
定番モデルの解説
ボンダイとクリフトンの違い
HOKAで最も検索されるのがこの2モデルです。どちらもデイリー・ロード系ですが、性格ははっきり分かれます。
| 比べる点 | ボンダイ9 | クリフトン11 |
|---|---|---|
| 税込価格 | 24,200円 | 19,800円 |
| 重さ(公式表記) | 297g | 283g(片足・M10サイズ) |
| ドロップ(かかとと、つま先の高低差) | 5mm | 8mm |
| クッション | HOKAで最も厚い。ふかふかで沈み込む | しっかり厚いが、やや反発寄りで軽快 |
| 見た目 | ボリュームがあり、厚底感が強い | ボンダイより細身で合わせやすい |
| 普段履きの向き・不向き | 立ち仕事、長時間の歩き、とにかく楽さ優先 | 通勤・街歩き・軽いランニングまで1足で |
迷ったら、「1日中歩く・立っている」ならボンダイ、「服に合わせやすく軽いほうがいい」ならクリフトンが目安です。なお、クリフトン11の公式スタックハイト(ソールの厚み)はかかと42mm・前足部34mm(M10サイズ)です。ボンダイ9は公式サイトに厚みの数値記載がないため、ここでは載せていません。
ボンダイ9(BONDI 9)
HOKAの中で最もクッション量が多い定番モデルです。ミッドソールには「スーパークリティカルEVAフォーム」を採用。アッパーはエンジニアードメッシュで、リフレクティブ素材も使われています。歩くたびに沈み込むような柔らかさがあり、医療・介護・販売など立ち仕事の人に選ばれやすい1足です。
クリフトン11(CLIFTON 11)
「軽さとクッションの両立」でHOKAの名を広めたシリーズの最新作です。公式ではランニングとウォーキングの両方に対応するモデルと位置づけられています。メンズはレギュラー・ワイド・エキストラワイドの3幅展開(公式サイト掲載時点)で、足幅が広めの人でも選びやすいのが強みです。
クリフトンUTL(CLIFTON UTL)
公式ではライフスタイルに分類される、クリフトンの街履き版です。起毛やPU(合成皮革)成形のディテールに、通気性のあるメッシュを組み合わせたアッパーで、ランニングシューズ感が控えめ。都市での耐久性とクッション性を両立させた設計とされています。
ボンダイSR(BONDI SR)
アッパーにフルグレインレザー(表面を削っていない本革)を使ったボンダイです。公式では立ち仕事向けとされ、撥水性のあるレザーと滑りにくいラバーソールが特徴。黒や白の単色なら、きれいめな服装や仕事履きにもなじみます。
マファテ5(MAFATE 5)
厚いクッションが特徴のトレイルモデルです。本来は山道用ですが、ボリュームのあるシルエットが街でも映えることから、ファッション寄りで履く人も増えています。ライフスタイル向けの復刻版「マファテ2 OG」など派生モデルもあります。
スピードゴート7(SPEEDGOAT 7)
HOKAのトレイルを代表するシリーズです。深い凹凸のアウトソールで滑りにくく、防水透湿素材のGORE-TEXを使った「GTX」も用意されています。雨の日の通勤や旅行用として選ぶ人も多いモデルです。
トランスポート2(TRANSPORT 2)
公式ではハイキングに分類されますが、通勤や旅行など「街と少しのアウトドア」を想定したモデルです。落ち着いた見た目で、スニーカーに見えすぎないのが魅力。GORE-TEX版の「トランスポート2 GTX」もあります。
アラヒ9(ARAHI 9)
足が内側に倒れ込みやすい人向けの安定型です。クッション感はクリフトンに近いまま、ぐらつきを抑えたい人に向きます。長く歩くと足の内側が疲れる人は候補に入れてみてください。
マッハ7(MACH 7)
軽さと反発感を重視したテンポ系のモデルです。HOKAの中では比較的すっきりした見た目で、厚底感を強く出したくない人にも合わせやすい1足です。レトロ調の「マッハ リマスタード」もライフスタイル枠で展開されています。
オラ(ORA)
運動後の足を休めることを目的にしたリカバリー系です。サンダルタイプの「オラ リカバリースライド3」、厚底のスリッポン型「オラ プリモ」などがあります。近所への外出や、旅行先の室内履きにも便利です。
街履き・普段履きで選ぶなら
ここはsnkrpress独自の視点で、普段履きの目的別におすすめをまとめます。
| こんな人に | 向くモデル | 理由 |
|---|---|---|
| 初めてのHOKAで、失敗したくない | クリフトン11 | 価格・重さ・見た目のバランスが最も取りやすい |
| 立ち仕事・1日中歩く | ボンダイ9/ボンダイSR | クッション量が最大。仕事履きならレザーのSR |
| ランニングシューズ感を抑えたい | クリフトンUTL/トランスポート2 | 素材や配色が落ち着いていて、服に合わせやすい |
| 雨の日の通勤・旅行 | トランスポート2 GTX/スピードゴート7 GTX | GORE-TEXで水が染みにくく、グリップも強い |
| 厚底をファッションとして楽しみたい | マファテ5/ボンダイ9 | ボリュームのあるシルエットが主役になる |
| 近所履き・車の運転 | オラ プリモ/オラ リカバリースライド3 | 脱ぎ履きが楽で、足を締めつけない |
コーディネートのコツは、厚底のボリュームに合わせてパンツの裾をやや太め・短めにすること。細身のパンツを合わせる場合は、白や黒の単色モデルを選ぶと足元だけが浮きにくくなります。
サイズ感の目安
HOKAのサイズ感は、モデルや足の形によって感じ方が変わります。ここでは一般的な傾向にとどめます。
- 普段履いているスニーカーのサイズを基準に、つま先に指1本弱のゆとりがあるかを確認するのが基本です。
- 足幅が広い人は、ワイド展開のあるモデル(クリフトン11、スピードゴート7、アラヒ9、トランスポート2など。公式サイト掲載時点)を選ぶと合わせやすくなります。
- 厚底は足が高い位置にくるため、かかとが浮かないかを試着で確かめてください。シューレースの一番上の穴を使う「ヒールロック」で安定する場合もあります。
- 同じモデルでも世代(9、10、11など)でフィット感が変わることがあります。前作と同じサイズで良いかは、できれば店頭で確認するのが確実です。
各モデルの発売情報記事
厚底・メッシュのお手入れ
HOKAの多くはメッシュのアッパーと、白や明るい色の厚いミッドソールの組み合わせです。汚れが目立ちやすい一方、洗い方を間違えると型崩れや黄ばみの原因になります。
- アッパーの汚れは、ぬるま湯に浸けて押し出すように洗うのが基本です。手順はメッシュ・ニットスニーカーの洗い方で解説しています。
- 厚いミッドソール側面の黒ずみは、洗剤→消しゴム→メラミンスポンジの順で段階的に落とします。詳しくはミッドソール・ソール側面の汚れ落としへ。
- 白いソールの黄ばみは、塩素系漂白剤や高温での乾燥を避けるのがポイントです。ソール黄ばみ対策も参考にしてください。
EVAフォームのミッドソールは熱に弱いため、ドライヤーや直射日光での乾燥は避け、風通しの良い日陰で乾かしましょう。
よくある質問
HOKAはダサい?
厚底のボリュームが目立つため、好みが分かれるのは確かです。ただ、ここ数年は街履きの定番として定着し、レザーのボンダイSRや落ち着いたクリフトンUTLなど、ランニング感を抑えたモデルも増えています。見た目が気になる人は、単色のモデルと、裾にゆとりのあるパンツを合わせるとなじみやすくなります。
HOKAはなぜ高い?
定番のクリフトン11で税込19,800円、ボンダイ9で24,200円と、一般的なスニーカーより高めです。厚いソールに専用のフォーム素材を使っていること、ランニング用としての設計・開発にコストがかかっていることが理由として挙げられます。長時間歩く人にとっては、疲れにくさへの投資と考える人も多いブランドです。
HOKAはどこで買える?
HOKA公式オンラインストアのほか、直営店、スポーツ用品店、ランニング専門店、セレクトショップ、大手通販サイトで取り扱いがあります。サイズや幅を確かめたい場合は、試着できる店舗で一度履いてみるのがおすすめです。なお、極端に安い価格の通販サイトには偽物の可能性もあるため、正規取扱店かどうかを確認してから購入しましょう。
まとめ
- HOKAはデイリー・ロード/スピード/トレイル・ハイク/リカバリー・ライフスタイルの4系統で整理すると選びやすい
- 初めてならクリフトン11、楽さ最優先ならボンダイ9が目安
- 街履きで浮かせたくないならクリフトンUTL、仕事履きならボンダイSR、雨の日はGTXモデル
- 新作の発売情報は、このページの「各モデルの発売情報記事」に随時追加します
このモデルを手放すときは、状態が良いうちに。売り方の比較と査定前の準備は履かなくなったスニーカーの売り方にまとめています。
