雨の日の急な水はねや、飲み物のシミ、泥汚れなど、スニーカーは日常のなかで水分や汚れにさらされる機会が多い。特にキャンバスやメッシュ素材は繊維のすき間から水分が入り込みやすく、乾いた後もシミとして残りやすい特徴がある。防水スプレーで表面をコーティングしておくことで、水や汚れを弾きやすくし、洗濯やクリーニングの手間を減らすことができる。ただし効果は永久ではなく、履くたびに摩擦などで徐々に薄れていくため、定期的な塗り直しが前提となる。
フッ素系とシリコン系の違い
防水スプレーには主にフッ素系とシリコン系がある。フッ素系は繊維の一本一本に浸透して撥水するため通気性を損ないにくく、スニーカーや衣類など幅広い素材に対応しやすい。シリコン系は表面を膜で覆うタイプで持続性は高いが、通気性が求められるメッシュ素材や透湿性のある素材には不向きとされる。スニーカーに使う場合は、汎用性の高いフッ素系を選んでおくと扱いやすい。
用意するもの
- スニーカー用防水スプレー:素材対応を要確認
- ブラシ:汚れやホコリの除去用
- 新聞紙または段ボール:飛散防止の下敷き
- 換気の良い屋外スペース
防水スプレーの正しい使い方
- ブラシでスニーカー表面のホコリや汚れを落とす
- 完全に乾いた状態であることを確認する
- 目立たない部分に少量試し、変色がないか確認する
- 屋外で20〜30センチ離してスプレーする
- 全体に均一に、軽く濡れる程度で吹きかける
- 直射日光を避けた風通しの良い場所で乾燥させる
使用する場所は屋外が基本とされ、玄関や室内など換気の悪い空間での使用は避ける必要がある。スプレーの微粒子を吸い込むと咳や息苦しさにつながるおそれがあるため、風下に人がいない状態で行うことも大切だ。
やりがちなNG例とまとめ
- 汚れが残ったままスプレーする:効果が半減しやすい
- 近距離で集中してかける:ムラや白化の原因になる
- 乾燥前に着用する:撥水効果が定着しにくい
- エナメルなど非対応素材への使用:曇りの原因になる
防水スプレーは一度かければ終わりではなく、素材や使用頻度に応じて定期的に塗り直すケア用品として捉えることが望ましい。手順を守って使うことで、雨の日のシミや汚れによる失敗を減らしやすくなる。数値や効果の持続期間は製品によって異なるため、未定(判明し次第更新)とし、購入時はパッケージの表示を確認してほしい。
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