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夏の間しまっていたブーツを秋に取り出すと、革が乾いてカサついていたり、つま先の色が薄くなっていたりすることがあります。そこで使いたいのが「ブーツクリーム」ですが、店頭にはミンクオイルやレザークリームも並んでいて、何が違うのか迷いやすいところです。ここでは、ブーツクリームとミンクオイル・レザークリームの違い、塗り方、頻度の目安を整理します。
ブーツクリーム・ミンクオイル・レザークリームの違い
3つはどれも「革に油分やうるおいを補う」道具ですが、得意なことが違います。
- ブーツクリーム:ワークブーツ向けに作られた乳化性タイプのクリーム。油分と水分をバランスよく含み、保革と補色、ほどよいツヤを1本で担います。ニュートラル(無色)のほか、ブラックやブラウン系の色付きがあり、色あせた部分を自然に整えられます。
- ミンクオイル:動物性の油脂が主成分で、油分の補給力が高く、革を柔らかくする効果が強めです。そのぶん塗りすぎると革がくたっとしたり、ホコリを吸いやすくなったりします。オイルドレザーのワークブーツに向きます。
- レザークリーム(デリケートクリーム):水分が多めで、しっとり感を補う役割。ドレスシューズやスニーカーのレザー部分など、ツヤを抑えて柔らかく仕上げたい革向きです。
目安としては、「久しぶりに履くブーツの乾燥をまとめてケアしたい」ならブーツクリーム、「硬いオイルドレザーを柔らかくしたい」ならミンクオイル、「薄くて繊細な革」ならレザークリーム、と覚えておくと選びやすくなります。
用意するもの
- ブーツクリーム(革の色に合わせる。迷ったらニュートラル)
- 馬毛ブラシ(ホコリ落とし用)
- クリームを塗る布か専用スポンジ、磨き用のクロス
- 汚れが目立つときは革用クリーナー
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ブーツクリームの塗り方(履き始める前のケア)
- 靴紐を外し、馬毛ブラシで縫い目や羽根の内側までホコリを落とします。汚れがあればクリーナーで軽く拭き取り、乾かします。
- クリームを米粒2〜3個分ほど布に取り、片足ずつ薄く広げます。1回で厚く塗らず、足りなければ重ねるのがコツです。
- つま先・かかと・履きジワの部分は乾燥しやすいので、指先で円を描くように少し念入りに。
- 5〜10分おいてなじませたら、乾いたクロスで余分なクリームを拭き取り、軽く磨いてツヤを整えます。
- 仕上げに防水スプレーをかけておくと、雨の日の水ジミを防ぎやすくなります。
頻度の目安と、やりがちなNG
頻度は「履き始める前」と「シーズン中は月1回程度」、しまう前にもう1回が目安です。毎回塗る必要はなく、革の表面がカサついて見えたときに補う程度で十分です。
- 厚塗り:革が呼吸しにくくなり、ベタつきやホコリの付着の原因になります。
- 色の合わないクリーム:ニュートラル以外は目立たない場所で試してから使います。
- スエードやヌバックに塗る:起毛革には使えません。専用のスプレーやブラシでケアします。
- 汚れの上から塗る:ホコリを閉じ込めてしまうので、ブラッシングを省かないようにします。
スニーカーのレザー部分や薄い革には、レザーオイルとレザーミルクの違いで紹介した水分多めのケアのほうが向きます。また、しまっていた靴全体のチェック手順は秋冬の靴の衣替えにまとめています。
まとめ
ブーツクリームは、乾燥した革への油分とうるおいの補給、補色、ツヤ出しを1本でこなせるのが強みです。ミンクオイルは柔らかくしたいオイルドレザー向け、レザークリームは繊細な革向けと使い分け、薄く塗って余分を拭き取るのが基本です。履き始める前に一度手入れしておくと、シーズンを通して気持ちよく履けます。
革靴やレザーアイテムの汚れ・カビ・色あせが自分では落としきれない場合は、皮革専門の宅配クリーニングに任せる方法もあります。
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しばらく履いていないスニーカーは、劣化が進む前に手放すという選択肢もあります。売り先の選び方はスニーカーを売るならどこがいい?でまとめています。

